ニーズを掘り出すワークショップ
デザインとは人・建築・場所を結ぶ媒体であるという理念を掲げ、事業者視点の周辺環境リサーチだけでなく、将来の居住予定者に向けたワークショップを開催した。統計的データでは知ることができない、変化するライフスタイルに呼応した具体的デザインの手がかりを得ることができ、住戸を提供するだけでなく、様々なニーズにも柔軟に対応できる建築となった。
建築は街と人の関わりを秩序づける「コミュニケーションツール」であり、
建築を介在させることで、街から人へと連続的に繋がる時間軸と関係性をつくりたいと考えた。
建物の外形を分割することで複数のボリュームが隙間をつくりながら寄添い、
近接する建物との関係調整に寄与している。
また共用部から住戸のインテリアに至るまで、
外形のデザイン手法と関連づけたカスタマイズ可能なフレーム状の家具を用いた。
建築や家具の間に現れる余白が、街と人を繋げる媒体となる。
これら様々なスケールの異なる事象をフレーミングすることが、本プロジェクトの骨子となる。
デザインとは人・建築・場所を結ぶ媒体であるという理念を掲げ、事業者視点の周辺環境リサーチだけでなく、将来の居住予定者に向けたワークショップを開催した。統計的データでは知ることができない、変化するライフスタイルに呼応した具体的デザインの手がかりを得ることができ、住戸を提供するだけでなく、様々なニーズにも柔軟に対応できる建築となった。
ボックスを組み合わせたデザインが家具から建築までモチーフとして展開することで、「デザイン」が人・建築・場所を結びつける媒体となる。
エントランスや各階のエレベーター前にカスタムストレージを設置。オーナーや入居者がセレクトしたアイテムをセッティングし、共にエントランスや共用部を創り、住人同士のつながりを創出。