NEXT STEP #60 SELB HARUMACHI G-executive セルブ春町 G-executive
こだわりのデザインで
高付加価値を実現
月極駐車場を総36戸の賃貸マンションに転換
今回の土地活用のきっかけを教えてください
当社(株式会社福岡エス・ピー・シー:販促企画業、株式会社ユートン:不動産業)がこの土地で月極駐車場を経営していたところ、近くに西鉄の新駅ができることになりました(2021年度開業予定)。それで西鉄から再開発のために土地を売ってほしいと言われたのですが、ここは先代から受け継いだ大切な土地なので、自社でこの土地をより有効に活かそうと決めたのです。
生和を選んだ決め手を教えてください
当初は高齢者向け施設の建設を考えていましたが、20年後、30年後まで安定経営ができるかどうかは未知数でした。
そんなとき生和さんから35年一括借上げシステムの話を聞いて、これなら長期的に安定したキャッシュフローが見込めると思ったことが決め手となりました。また、友人の弁護士からお墨付きをもらったことも決断に大きな影響を与えました。
entrance
生和の提案はいかがでしたか?
「打てば響く」。営業や設計の方とのやりとりを通して、常にそんなことを感じていました。こちらが大まかなイメージを伝えると、いつも想像以上のカタチで返ってきたのです。これは心強かったですね。例えば外観デザインについて「変化が欲しい」とお願いすると、各住戸を斜めにずらして配置した雁行設計や左右非対称の意匠を提案してくれました。その結果、分譲マンションに引けを取らないほどスタイリッシュで、しかも表情豊かな建物に仕上がったと思います。このように最初に高付加価値の建物をつくっておくと、将来にわたって確かな価値を保つことができますからね。
住戸内の設備仕様については「収納を充実させたい」というリクエストに対して、すべての住戸にウォークインクローゼットを用意してくれました。また、角住戸には全面ガラス窓のサンルームのような居室を提案してくれ、こちらも想像以上の仕上がりで、私も住みたいくらいです。
特に気に入っている部分はどこですか?
エントランス回りです。ここはマンションの「顔」となる場所ですからね。生和さんのデザイン力のおかげで風格があり、多彩な植栽を通して自然の潤いが感じられる「顔」になったと思います。エントランス内には、ヴェルサ
イユ宮殿の鏡の間で使われているフランス「サンゴバン」社の鏡を設置しました。そもそも姿見として採用したものですが、生和さんはこちらの要望にひと工夫加えて、鏡の前に坪庭を設けてくれました。これにより季節と共に変わる坪庭の風景が鏡に映し出され、入居者様は毎日異なる絵を見ているような気分を味わえます。
また、エントランス内に小さなお子様にも使えるAED(心停止時の医療機器)を設けています。私は入居者様を家族同然の存在と考えているので、その安心のための備えです。
今後、生和に望むことは何ですか?
当社はもう1棟賃貸マンションを所有していて、こちらは入居者募集、管理や修繕、経理はそれぞれ窓口の異なる会社、担当者に任せました。「セルブ春町 G-executive」については経営にかかわる全てを生和さんに一括してお願いしているので、従来の物件よりコストや労力が削減できるものと期待しています。
今回の土地活用ではさまざまな面において、生和さんの知恵の深さと力強さを知ることができました。将来、事業継承を行うにあたり、次世代につながる新たな事業を展開したいと考えているので、その際にはまた、生和さんをパートナーに選びたいと思います。
for rent room
- 大きなガラス窓が解放感あふれる角住戸の居室。
眺望も楽しめる。
- 入居者様用のトランクルーム。
万が一の災害に備えて防災用品も備蓄。
SELB HARUMACHI G-executive
●敷地面積/1,331.82㎡(402.87坪)
●建ぺい率/60%
●容積率/200%
●用途地域/第1種住居地域
●建築面積/629.87㎡(190.53坪)
●構造/鉄筋コンクリート造6階建
●延床面積/2,326.57㎡(703.78坪)
●戸数/全36戸
●トランクルーム/19区画
●駐車場台数/31台