RAXA
2020年度 グッドデザイン賞を受賞
生和コーポレーションは2020年度GOOD DESIGN賞を
店舗併用・おうちオフィス賃貸「RAXA」で受賞しました。
移り変わる街並みと継承される文化
建築は経済活動と切離せません。この場所で100年、事業を継承してきた企業にとって建築は会社の歴史の証。街並みは時代と共に常に変化しますが、会社としてのこだわりや老舗オーダーメイド紳士服 「YOSHIMURA」 のブランドと文化を、過去から未来へ継承していくために、いま(現在)建築はどうあるべきでしょうか。
本プロジェクトでは、企業の市場価値と街並みや景観への配慮、その両者を共存させる事が求められていました。
計画中に感染症の拡大、ラクサの考えたこと
非日常化の中、RAXAで行った健康への配慮と感染症への柔軟対応
「生和のおうちオフィス賃貸」導入
地域の人々との繋がりの場として、1階にはマーケットプレイスを設け、神田という街、人と人、人と街との繋がりが、「商い」を通じて生まれる契機に。屋上は「憩いの場」となるよう、コミュニケーションパークとして広く利用し、文化の継承と新たな情報の発信、街の活性化に取り組みます。
時代の変化を予測することは難しいですが、避難ベースとして地域インフラの役割を果たすための構造的安定を有し、現在社会構造を変えつつある感染症への対抗処置についても準備をしています。
オーナー×学生の「クロストーク」から見える
未来の街の姿
ほどよい「ふれあい」と、ほどよい「距離感」
そんな、近くも遠くもない「ちょうどいい」が
これからの私たちの生活スタイル
集合住宅はたくさんの人が暮らすため、戸建てに比べて「安全・健康確保」に不安を抱くこともある一方で、今回のような共有スペースを利用した人々とつながる取り組みは、豊かな暮らしを営む上で欠かせません。
私たちは、その時々において「くっついたり」「はなれたり」といった新しい距離感、「ちょうどいい」を保つことが重要だと感じています。
こうした日常と非日常が、これから先の集合住宅に求められるのではないでしょうか。