渋谷・原宿を臨む高層住宅&オフィスへ

建替えのきっかけを教えてください

当社は、主に自社で保有する不動産の賃貸業を行っています。当該地はもともと昭和30年代に建てた当社の本社ビルがあった場所です。平成に入り、老朽化のため取り壊して一部を駐車場、一部を平屋の賃貸物件として貸し出していました。また、隣地にあった喫茶店が閉店される際に土地と建物を譲っていただき、少し改築して賃貸、その後は駐車場として活用していました。その両方の土地を合わせて有効活用しようと今回の計画がスタートしました。

生和との出会いを教えてください

渋谷と原宿の間という土地柄、高い収益が見込める賃貸物件がいいのではと考えましたが、当社ではそれを実現するノウハウが充分ではありませんでした。そこで、経験が豊富な企業とパートナーを組み、プランニングから設計・施工、サブリースまで全面的にサポートしていただくことを前提に、今回数社にお声掛けしました。生和さんで賃貸マンションを建てた知人から勧められたのがきっかけで、御社にもコンペに参加していただきました。

生和を選んだ決め手を教えてください

いちばん重要視したのは「事業収支」です。建築プランや事業収支、管理運営計画など各社にご提案いただいた中で、もっともすばらしいご提案をいただいたのが生和さんでした。
また、当該地は日影規制がある上に、約5mの高低差がある特殊な地形です。この高低差を、3つの棟に分けるという巧みなプランニングで規制をうまくクリアし、許容容積率もフルに活用した、とても工夫されたプランだと評価しています。棟を分ける提案は他社でもありましたが、「賃貸住宅」と「オフィス」の2棟をエントランスでつなぐというアイデアは生和さんだけでした。さらに他社は、建築と管理は別会社との共同提案でしたが、生和さんなら建物の設計・施工から、完成後のサブリース・管理・メンテナンスまでグループ内で一貫して引き受けていただける点も大きかったですね。何か問題などが生じた時も情報伝達がスムーズですし、責任の所在も明確になるので、安心してお任せできると考えました。