店舗併用賃貸マンションへの建替え事例

建替えのきっかけを教えてください

以前はこの場所に木造2階建ての自宅住居と仕事の作業場の2棟がありました。戦後すぐに建てられたもので、増築を繰り返して使っていましたが、老朽化が進んでいたので、建替えを検討していました。この場所は、法令により新しく木造住宅を建てることができない地域なので、リフォームをして家を残してお店をやることも考えましたが、それでは中途半端に思えました。「分譲マンションに」という話もありましたが、場所柄から投資のニーズが高いため、オーナーが次から次へと変わるのもイヤでしたから、「賃貸マンションを建てよう」と思い、地元で不動産会社を経営している先輩がいましたので、相談しました。

当社をお知りになったきっかけは？

その不動産会社の先輩からの紹介です。奥様が生和コーポレーション（以下「生和」）の現場監督の知り合いということで、営業の担当さんをご紹介していただいたのですが、人柄がとても良くて、「この人なら」とおまかせすることにしました。営業の方だけでなく、設計の人もみんな感じが良く、私のことをとても大事にしてくれて、住戸のプランを相談しても「オーナー様の家ですから当たり前」と、とても誠意のある対応をしていただきました。私は、年齢的に比較的若い部類のオーナーだと思うのですが、とても大事にしていただいてうれしかったです。

他社と比較はされましたか？

はい、やはり知り合いの紹介で２つの会社に話を聞かせていただきました。でも、一番人柄に惹かれたのが生和の担当さんでしたので、生和さんにお願いすることにしました。

賃貸部分のプランやデザインで
こだわられた部分は？

まず、プランについては「ワンルームの住戸は30㎡以上にしてほしい」とお願いしました。港区の条例で25㎡以上にしなくてはいけないのですが、それよりも広めのプランを希望しました。少し高くなっても、その方がニーズがあると思ったからです。また、エントランスの位置にもこだわりました。当初の生和さんからの提案では、建物の横から入ったところに広いエントランスを設けるデザインでしたが、「多少狭くなってもいいので、通りに面したところにエントランスを設けてほしい」と要望しました。駅から近い都心のマンションということで、女性の方も住むのだろうと思い、防犯上の問題から通りに面した場所にエントランスがあった方がいいと思いました。