所有している建物が大地震に耐えるか心配
地震大国・日本において、建物を所有していれば、気になるのが耐震性。
自分が所有している建物は耐震基準を満たしているのか?
そもそも今と昔で耐震基準は違うのか?
相談したい内容
- 旧耐震、新耐震とは何なんでしょうか?
- 新耐震のマンションなら問題ないのか?
巨大地震発生の可能性が指摘されている日本。「首都直下地震等による東京の被害想定」(2012年4月公表・東京都)では、首都圏直下型地震の場合、東京だけでも建物被害は30万棟強と予測されています。古い建物などは耐震診断を行い、補強対策をとると安心です。
旧耐震、新耐震とは何なんでしょうか?
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最近、地震も多いのですが、耐震基準とか気にした方が良いのでしょうか?
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賃貸経営をされている方の場合、所有しているアパートやマンションの耐震性も気になるところです。居住者様の安全を守ることはもちろん、災害後の修繕費用を発生させないためにも、耐震性が重要。強固な建物であることはリスク回避の基本です。
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アパート経営を行っていますが、建てたのが約45年前なので、老朽化が心配です。大地震がそう遠くない未来にやってくるかもしれないと言われると、何か対策が必要なのかと考えてしまいます。
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1981年6月に建築基準法が改正され、新耐震基準では大地震でも建物が倒壊しないことが求められています。お客様の建物は旧耐震で造られていますので、新耐震基準の建物と比べると、耐震性が低く、倒壊するリスクは高いです。また、古い建物の場合、定期的な修繕が行われていないと地震の被害が大きくなる可能性があるのでチェックが必要です。
旧耐震基準と新耐震基準
新耐震のマンションなら問題ないのか?
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旧耐震基準は対策が必要なのはわかりました。ということは新耐震基準であれば、何も問題はないのでしょうか?
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熊本地震では、耐震基準をクリアしている木造住宅の倒壊例があり、施工の不備などが指摘されています。耐震性に不安がある場合は、まずは耐震診断をおすすめします。
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耐震診断を受けたあとは、どういった流れになるのでしょうか。
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必要であれば耐震補強計画のうえ、耐震改修工事というステップになります。耐震診断では建築士が設計図面と実際の建物をチェック。建物のバランスや強度を診断します。なお耐震診断、耐震補強計画、耐震改修工事それぞれに、各自治体の補助を利用できる場合があります。 建物の構造や残債、残償却期間、入居率などにより、耐震にかけられるコストは変わってきます。単なる修繕か、バリューアップを実現する大規模修繕か、それとも建替えか……当社では最適な手法をご提案いたします。