物件の魅力維持のために必須のリフォーム
大規模から小規模まで発生するリフォーム費用
賃貸物件の所有者は、居住部分はもちろん、共用部分も適切に管理・メンテナンスをする必要があります。また、居住者が長期間にわたって快適に暮らせるよう、設備や建材を入替えて新しくするなどの定期的なリフォームが必要です。
リフォームのタイミングは、細かいメンテナンスなら5年毎。機械類の寿命は10年~15年、設備類の交換時期は15年~20年というのが目安です。しっかりと長期的な計画を立てて、実施しましょう。
クロスの張替えなど細かい原状回復に当たるものは、入居者が入替わる度に必要となる場合があります。また、居室のクリーニングなどは、費用は少額なものの発生する頻度は高く、その作業の質が成約状況にまで影響を与えるものであり、軽視することはできません。
リフォームの予算は収支計画も含めて考える
当然のことですが、賃貸用の物件は収益を出さなくてはなりません。個人の家のリフォームと異なり、費用対効果を考える必要があります。
賃貸物件のリフォームにかける費用は一般的に「家賃の3年分」が上限と言われています。右記のケースでは約290万円が上限ということになりますが、これはあくまで目安です。もっと費用をかけてグレードを高める工事をしたり、逆に不具合が出ている箇所の修繕に留めるのでもかまいません。そこはオーナー様次第となります。
計画的なリフォームでコストを削減する
予算を絞れば収支面では有利ですが、それによって物件の魅力が低下するようでは本末転倒。入居者がなかなか決まらなければ、広告費をかけるか、家賃を下げるなどの対策を取らざるを得ませんので、結局損をしてしまうことになります。
実施するサイクルが長いので忘れがちですが、大規模修繕は大きな出費となります。しかし、安全性や快適性を維持し、建物の資産価値を維持するためにも欠かすことはできません。また、トラブルが起きてからの修理代は高額になってしまいますので、定期的なメンテナンスがコスト面でも結局有利です。
物件の魅力を高めるリフォーム
建物のコンディションを維持するだけでなく、資産価値を高める手段としてもリフォームは有効です。リフレッシュされた外観はイメージアップにつながりますし、収納や間取りなどの変更によって新たな層を惹きつけることもできるでしょう。
単なる「経費」ではなく、「投資」としてリフォームを考える。そうすれば、新たな発想も生まれてきます。
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リフォームにおける4つのポイント
室内リフォームの着手箇所は大きく分けて次の4つ。壁、収納、照明、水回りに分類することができます。その中でも水回りは修繕やバリューアップに高額な費用が発生しがちですが、お部屋の印象を大きく左右する重要な部分でもあります。
壁は、部屋の空間の中で一番大きな面積を占めており、壁紙の交換など比較的安価な費用で大きな効果を得ることができます。
収納はお部屋の機能性に関わる箇所。現在、賃貸でも豊富な収納スペースが求められており、大容量のクローゼットは根強い人気を誇っています。
照明も、交換には工事を要する場合もありますが、印象を変える大きなポイントとなってきます。
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