ビジネスホテルと比較し賃貸マンションへの建替え事例

賃貸マンションに建替えた動機を教えてください

元の建物は築50年経ち老朽化していたため、耐震性にも不安があり、建替えが必要な時期がきていました。また、駐車場が独立した構造だったため、スペースを有効活用できていないという不満もありました。この土地で会社の経営を続けながら、さらに安定した収益をあげることができるかたちを探っていたなかで、熱心に動いてくださったのが生和コーポレーション（以下「生和」）の営業さんでした。会社設立60周年のタイミングだったこともあり、メモリアル事業として建替えをして社員に喜んでもらいたいと決断しました。

賃貸マンション以外にビジネスホテルの提案も
あったというお話ですが最終的に賃貸マンション、
さらには当社に決めた理由は？

実は、生和さんから営業を受けた時点でビジネスホテルの話が決定に近いところまで進んでいたのですが、会社の経営の面から考えると、ホテルと共存するのはリスクが大きいと不安を感じていました。今は1、2階に加え、3階の一部をオフィスに利用していますが、ホテルにしてしまうとそういった融通もききませんし、万が一ホテルが倒産するような事態になればダメージが大き過ぎる。そこで、長期的な安定性を見込めるのはマンションだと思ったのです。営業の桃園さんは私の想いをよく理解し、最初の段階で顧問税理士の先生と一緒に税務の組み立てまで踏み込んで説明してくださいました。トータルで道筋がよく見えたので、安心して任せられると思いましたね。

各所のデザインにこだわっていらっしゃる
様ですが、社長様のお考えなのですか？

東京メタルの社風に合った建物にしたかったので、流行を追いかけるだけでなく、モダンでスタイリッシュな中にも落ち着きのあるイメージのものにと要望しました。また、メモリアル事業として打ち上げたからには全社をあげて取り組みたいと思っていましたから、デザインやレイアウトの打ち合わせには社員も同席させました。最終的には社員皆の意見を聞きながら決めていった感じですね。新しいマンションを全員でつくるのだという一体感から生まれた結束力は、会社にとってうれしい副産物となりました。