NEXT STEP #34 NEXT YOSHIZUKA ネクスト吉塚
賃貸マンションに建替えた動機を教えてください
祖父が鋳物の仕事を始め、父の代で製缶などを行いましたが、時代の波によって事業規模が縮小するなか、次第に広い土地の維持が難しくなってきていました。10年程前から、このままではダメだという思いはありました。日々の仕事に追われ、抱えている問題もありましたので、なかなかこういった賃貸経営に踏み切ることができずにいたのです。しかし、この数年でかなり厳しいところまで来て、引き継いだ土地の切り売りは避けたいという思いから、各社の提案に真剣に向き合うようになりました。
他社と比較して当社を選ばれた決め手を
教えてください
3社から提案をいただき比較しましたが、賃貸経営は建てて終わりではないですから、将来性を考えて生和コーポレーション(以下「生和」)さんにお願いすることにしました。都市部のみに特化した堅実な経営をされている信念と実績、トータルサポートに「これならば」と思ったのです。実際に賃貸経営の事だけでなく、移転しなければならない工場に関しても、現在の事業規模にちょうど良い移転先を探し、スムーズな移転を実現できるスケジュールを組んでいただくなどきめ細かな対応が助かりました。
entrance
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エントランス入口前にはたくさんの植栽が広がる
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セキュリティも強化した広々としたエントランスホール
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堂々とした高級感漂うエントランス入口
事業転換を思いとどまっていた理由は何ですか?
まず、現在の工場は続けたいと考えておりましたし、計画地のなかに叔父名義の土地が点在することもあり、手がつけられずにいました。また、やはり賃貸“経営”として長期的な目線で考えたときに、社会の動きや、この地域の将来性など、賃貸マンションにどれだけの需要があるのかといった不安もあったのです。
今回の事業転換で実感された「価値」は何ですか?
叔父名義の土地問題も解決して、賃貸経営を始めることで、長年抱えていた様々な問題から解放されました。受け継いできた土地をそのまま活用できて、土地を守ることができたと、肩の荷が下りました。マンションの管理もすべて生和さんにお任せできて、気持ちよく工場の方に専念させてもらっています。
計画の中でこだわられたポイントはどこですか?
この一帯は昭和の時代には工場ばかりの地域でしたが、博多駅から一駅という立地上、時代と共に住環境の整備が進み、近隣にも集合住宅が増えてきました。
将来性を考えますと、単なる「普通の」賃貸マンションではなく、よそと差別化できる要素が必要だと思いました。入居者さんの立場で、住みやすく便利な設備と快適な住環境を要望し、シャッターゲート、サイクルポート、トランクルームなど分譲マンションにも負けない設備を取り入れていただきました。私自身も「住みたい」と思えるようなマンションになりましたよ。
当社の対応はいかがでしたか?
すべてにおいて、細かく・マメに相談にのっていただきました。特に資金の相談では、工場の事業の税金問題までアドバイスいただき、金融機関とタッグを組んだ事業計画が大きな安心材料になりました。
今後の生和への期待、要望をお願いします
これから「長い」付合いになると思いますが、生和さんに安心してお任せしています。本業の工場が、私には“趣味”とも言えますので、楽しんでやっていきたいと思います。
for rent room
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モデルルーム。全体的に白を基調としたリビングルーム。アーバンモダンな洗練されたスタイリッシュな雰囲気に
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明るいフローリングと高い天井にすることで、部屋の広さをよりいっそう感じられる
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広々としたキッチンとバスルームは分譲クラスを装備
NEXT YOSHIZUKA
●敷地面積/2,284.11㎡(690.94坪)
●建ぺい率/60%
●容積率/200%
●用途地域/準工業地域
●建築面積/711.73㎡(215.29坪)
●構造/鉄筋コンクリート造10階建
●施工延床面積/711.73㎡(215.29坪)
●戸数/63戸(全て賃貸部分)