生和コーポレーションの対談 CROSS TALK
設計部 次長
設計部の実施設計課に所属し、基本設計をもとに詳細な設計図書を作成している。若手からベテラン社員まで意欲のある社員のまとめ役として、お客様との打ち合わせのフォローから細かい図面のアドバイスまで丁寧に行う頼れる上司。
設計部 主任
若手社員でありながら、木造と鉄筋コンクリート造、低層建物から高層建物まで幅広い設計に従事。チャレンジ精神とデザインセンスが評価され、若くして昇進。上司や先輩からの信頼が厚く、後輩からも慕われている成長が著しい若手のホープ。
若手社員は単なる設計アシスタントではない。
むしろ主役となり、様々な設計プロジェクトに果敢に挑戦するのが生和の育成方針。
それは上司のフォローが手厚く、OJT研修が充実しているからできること。
チャレンジ精神に溢れた若手社員とそれを暖かく見守る上司が、設計の醍醐味と魅力について語ってくれました。
お仕事の内容について教えてください
設計部で実施設計に携わっています。お客様が選んだプラン図面を細部まで描き込み、建築していく中で改めて出てくるお施主様のご要望も図面に落とし込んでいきます。
※実施設計:基本設計をもとに製本図まで仕上げるマネジメント役
私は入社当初は基本設計課に所属し、そこで経験を重ねました。その後異動し、実施設計に携わっています。
お互いにどのような印象をお持ちですか。
設計部全般に言えることですが、物腰が柔らかい方です。相談しても「こうしなさい」とは言わず、「こんな考え方もあるよ」とヒントをくれて、自分で考えて解決するよう導いてくれます。
彼とは入社当時からの付き合いですが、非常に真面目でチャレンジ精神があります。お施主様との打ち合わせ、工事部や営業部など他部署とのコミュニケーションも上手です。何よりも非常に向上心が強いです。だから早い段階で昇進をしてもらいました。
正直、昇進はまだ先だと思っていましたが、意識は変わりました。案件に対するこだわりも強くなりましたし、後輩に聞かれたことには全て答えられるようになろうと思いました。
どんな設計士になりたいですか。どんな設計士になってほしいですか。
私が携わった物件だと一目で分かる設計士になりたいです。例えば使うパーツやデザインで自分のカラーを出したいです。目標としている先輩が携わった物件は、好みやこだわりが反映されていて、先輩の担当物件だとすぐに分かるんですよ。
私の希望も彼の考えと一緒です。補足するなら若手の指標になってほしいです。設計は考えれば考えるほど洗練されていきます。ただ、時間をかけて検討したのに最初に考えた方がよかったりすることもありますけど(笑)
そういうことは多いです(笑)。でもいろいろ試した時間は無駄にはならなくて、全て学びになるんですよ。
仕事のやりがいについて教えてください。
品質、デザイン性が優れている建物を設計できることですね。ここ数年は毎年のようにグッドデザイン賞を受賞していますし、若いうちから大きなプロジェクトに関わるチャンスがあります。しかも都心部の商業エリアを中心に建築していますので、場合によっては都内の一等地に自分がデザインした物件を残せます。それこそ毎日数万人の目に留まる大通りにです。
しかも早い社員だと2年目の秋には、自分が描いた物件が竣工するんですよ。しかも数億円規模の建物がです。図面のたった1本の線ですら責任が重く、1年目から責任感が身に付きました。竣工した物件は半世紀以上残るので孫にも自慢できるのではないでしょうか。
最後に生和コーポレーションの魅力について教えてください。
やっぱり自分のカラーを出せるところですね。当社は完全オーダーメイド設計で、とにかくかっこいい建物にしてほしいと希望される方もいらっしゃいます。お施主様の理想を聞きながらそれに合うアイディアを建物に反映させられます。
そのために普段から引き出しをとにかく増やしていく必要があります。街を歩いていて、いいなと思った物件は写真を撮りますし、関わった業者さんを質問攻めにします。就業時間内でも展示会に足を運びますし、WEB上の勉強会にも参加します。0から作るのは大きなエネルギーと閃きが必要ですので、引き出しを増やすことは常に意識しています。
どんどん勉強してほしいです。それこそ生和の社員ではありますが、会社の規格に収まらないこだわりを持った個人の建築事務所として自分がいいと思うものを提案できる環境があると思います。
頑張ります(笑)。そうですね、OJT制度もあるので、先輩のサポートを受けながら試行錯誤ができますし、設計部は皆同じフロアで就業しているので色々な人の意見も聞けます。やる気次第でどんどん知識を増やせる環境が整っていると思います。