アパート経営・マンション経営における建替えの必要性とタイミング
アパート経営・マンション経営を長く続けていると、避けて通れない問題が建物の老朽化です。建物が古くみすぼらしく見えるようになると、ただ単にイメージが悪くなるというだけでなく、空室が増えたり、家賃が下がったり、修繕費が増えたりといった問題が発生してきます。
そのような時に頭に浮かぶのが建て替えです。建て替えによって、現在のニーズに合ったデザインや仕様にすることで、近隣エリアの競合物件との差別化も図ることができ、家賃の見直しや入居率のアップなど、建て替える前よりも収益率が向上する可能性が期待できます。
そこで今回は、アパート・マンションの建て替えに関して解説することにします。
土地活用一筋54年。累計着工戸数120,000戸超の実績。
冊子をプレゼント
土地活用一筋54年。累計着工戸数120,000戸超の実績。
冊子をプレゼント
アパート・マンション建て替えを検討するポイントは?
・1981(昭和56)年以前に建てられたアパート・マンションの耐震基準
1981年以前に建てられたアパートやマンションは、現在の耐震基準を満たしていない可能性があります。地震国日本では、いつどこで大震災が起こるかわかりません。地震によって老朽化した建物が倒壊して、入居者様に被害が出た場合は、オーナー様の管理責任が厳しく問われる可能性もあります。旧耐震基準しか満たしていない建物は、できるだけ速やかに建替える必要があります。
・維持・管理費の増加に対する収益性の検討
アパート・マンションは古くなればなるほど、維持管理費用が増加します。維持管理費用とは対照的に家賃は下がり、空室も増加傾向が強まってきます。それでもオーナー様が想定している最低限の収益を上回っていれば問題ありませんが、それを下回る可能性が出てきたときは、建替えを考えた方がいいかもしれません。
・現代のニーズにあった設備、間取りの検討
アパート・マンションの老朽化は、外観の問題だけではありません。エレベーターなどの設備、キッチン、風呂、トイレ、洗面台、間取りなど、あらゆるものが老朽化し、時代遅れになっていきます。リフォームやリノベーションによって問題を解決し、家賃の低下や空室の増加を食い止めることができればそれでも構いませんが、その程度ではカバーしきれない場合は、建替えを考えるしかありません。
・相続税対策についての検討
老朽化した物件と多額の預貯金や金融資産があり、そろそろ相続税対策を考えなければならないという場合は、老朽化した物件を建て替えて、預貯金をアパート・マンションなどの固定資産に変えておくことで大幅な相続税対策になります。
アパート・マンションの建て替えには、上記のほかに大規模災害による建設費の高騰などの要因も関係してきます。決断する時は、できるだけ多くの情報を入手して慎重に検討するようにしてください。
- 関連するタグはこちら
よくあるご質問
- 土地活用・不動産経営は初心者なのですが、どのように相談をおこなえばよいでしょうか?
- 弊社HPの電話もしくはお問い合わせフォーム・資料請求フォームから、お気軽にお問い合わせください。ご要望に応じて、オンライン面談・電話・メール等での対応が可能です。
- 生和コーポレーションの土地活用・不動産経営には、どのような特徴があるのですか?
- 4大都市圏での営業に特化し、土地活用一筋50年を超えております。マンション・アパートの累計着工戸数は100,000戸を超え、都市部に強い生和だからこそ、サブリース・一括借上げの入居率98%台を実現しています。
- お問い合わせ後の流れはどのようになっているのですか?
- お問い合わせ頂いた電話番号もしくはメールアドレスに担当がご連絡致します。
お客様のご相談内容に応じて、経験・知識が豊富な担当が対応致します。
他の「失敗しないアパート経営」の記事を見る
-
アパート経営・マンション経営で所得が発生すると、ほとんどの場合、納税額を決定するために確定申告を必要とします。(確定申告自体は、納税以外に還付も目的とするものです。)手元に残る収入を少しでも増やすため…
-
サラリーマンなど給与所得を受けている人は、勤めている会社が税務処理を行ってくれるため、自分では何もする必要がありません。しかし、アパート経営・マンション経営をはじめて、給与所得とは別に年間20万円以上…
-
アパート経営・マンション経営はしっかり対策を講じることで高い相続税対策の効果が得られます。近い将来に土地の相続を予定している人にとっては、アパート経営・マンション経営を行うことで相続税対策になることは…
-
アパート経営・マンション経営をすることによって、節税対策に役立つことは事実です。ただし、ただ単に不動産投資をはじめただけで簡単に節税ができるわけではありません。節税対策には正確な知識を得ることが大切で…
-
アパート経営・マンション経営を始めると、たとえ小規模でも確定申告をして納税する義務が生じます(給与所得者で不動産所得が年間20万円以下の場合など、条件によっては免除されることもあります)。 確定申告は…
他の「失敗しないマンション経営」の記事を見る
-
マンション経営においては、誰もが「経営に失敗したくない」「赤字になりたくない」と考えるでしょう。 マンション経営の赤字は、「問題ない赤字」と「対処が必要な赤字」に分けられます。後者の状態になってしまっ…
-
アパート経営・マンション経営で所得が発生すると、ほとんどの場合、納税額を決定するために確定申告を必要とします。(確定申告自体は、納税以外に還付も目的とするものです。)手元に残る収入を少しでも増やすため…
-
サラリーマンなど給与所得を受けている人は、勤めている会社が税務処理を行ってくれるため、自分では何もする必要がありません。しかし、アパート経営・マンション経営をはじめて、給与所得とは別に年間20万円以上…
-
アパート経営・マンション経営はしっかり対策を講じることで高い相続税対策の効果が得られます。近い将来に土地の相続を予定している人にとっては、アパート経営・マンション経営を行うことで相続税対策になることは…
-
アパート経営・マンション経営をすることによって、節税対策に役立つことは事実です。ただし、ただ単に不動産投資をはじめただけで簡単に節税ができるわけではありません。節税対策には正確な知識を得ることが大切で…
- 土地活用一筋の50年生和コーポレーション
- 無料冊子をもらう
- 5分で分かる生和コーポレーション
- 現場見学・相談会
- お電話での資料請求・お問合せは「0120-800-312」