マンション建て替えを計画する際の進め方
建物はどんな建物でも時間が立てば老朽化してきます。
マンションのオーナーの方で、老朽化してきたマンションの建て替えを考えている方はいませんか?
しかし、自分の世帯だけが住んでいるような戸建と違い、多くの世帯が住んでいるマンションでは建て替えは簡単には行きません。
幾つかのステップを踏んで計画を進める必要があります。
ではどのように計画をたてて進めて行けば良いのでしょうか。
土地活用一筋54年。累計着工戸数120,000戸超の実績。
冊子をプレゼント
住んでいる住人に理解を得ることが必要
マンションを建て替える場合、法律により、区分所有者及び議決権の各5分の4以上の賛成が無ければ建て替えることができないという決まりがあります。
この部分をクリアできなければ、オーナーがどんなに望んでも建て替えをすることはできません。
その為、長期間かけて管理組合などから働きかけたり、話し合いの場を持ったりして建て替えの必要性を訴えていく必要があるのです。
ただ、高齢化が進んでいる現在では、この議決を得ることが非常に困難になっているという現実があります。
土地活用一筋54年。累計着工戸数120,000戸超の実績。
冊子をプレゼント
容積率の確認
では住民の賛成を得ることができたとしましょう。
これは一番最初の計画段階で考えるべきことでもあるのですが、容積率を確認する必要があります。
容積率に関する決まりは今と昔では変わっていますので、建て替えた後の建物の大きさに関係してきます。
実はこの事は建て替えをするためのお金にも関係してくるのです。
なぜ容積率が建て替え費用に関係するのか
容積率に余裕がある場合だと、建て替え前よりも建て替え後の戸数を増やすことができます。
そうすれば、建て替え後に増えた分の部屋を販売することにより、建て替え費用に充てるというメリットも生まれるのです。
逆に戸数を増やせない場合や、減らさなければならない場合になると、現在住んでいる人にも費用を出してもらったりしなければならないという問題が出てきますので、5分の4以上の賛成をもらうこと自体が難しくなります。
上記のようなことがあるため、マンションの建て替えが進んでいないという事も事実です。
しかしそれらをクリアすれば、工事期間中の住民の住居などの問題はありますが、現在の法律に沿って建設会社と打ち合わせを進めていくだけになります。
採算も取れて計画を進めるのであれば、住民の感情によって左右されることになりますので、早い段階から慎重に住民の理解を得て行くようにした方が良いでしょう。
- 関連するタグはこちら
よくあるご質問
- 土地活用・不動産経営は初心者なのですが、どのように相談をおこなえばよいでしょうか?
- 弊社HPの電話もしくはお問い合わせフォーム・資料請求フォームから、お気軽にお問い合わせください。ご要望に応じて、オンライン面談・電話・メール等での対応が可能です。
- 生和コーポレーションの土地活用・不動産経営には、どのような特徴があるのですか?
- 4大都市圏での営業に特化し、土地活用一筋50年を超えております。マンション・アパートの累計着工戸数は100,000戸を超え、都市部に強い生和だからこそ、サブリース・一括借上げの入居率98%台を実現しています。
- お問い合わせ後の流れはどのようになっているのですか?
- お問い合わせ頂いた電話番号もしくはメールアドレスに担当がご連絡致します。
お客様のご相談内容に応じて、経験・知識が豊富な担当が対応致します。
他の建物維持管理についてを見る
-
アパート経営で避けられない問題のひとつに、経年による老朽化があります。老朽化したアパートは収益性が著しく低下するため、将来的な対策に悩む方もいるでしょう。老朽化したアパートの経営を立て直すための代表的…
-
空き家となった建物を、この先どうすれば良いか悩んでいる方は少なくないでしょう。住居として利用する予定がない場合には解体するという方法もありますが、解体すると税金が高くなる場合もあります。また、将来的に…
-
マンションは、経年により劣化する資産です。長く所有していると、建物の寿命や耐用年数、実際のメンテナンス状況などに応じて建て替えが必要となる場合があります。マンションの建て替えには多額な費用がかかるだけ…
-
今現在マンションに住んでいる方や、中古マンションの購入をこれから考えている方で、マンションのリフォームを検討されている方はいませんか? リフォームをすることで、より住みやすい部屋に作り変えることができ…
-
年月とともにマンションは劣化をして行き、10年を過ぎた頃に大規模な修繕工事が行われることが多いといえます。 大規模な修繕工事は長く、安心して、そのマンションで暮らしていく上で重要なものです。 土地活用…
-
現在、住んでいるマンションにどの程度住めるのか気になったことありませんか。 50年、100年と長く住める方が良いと考えている人もいるでしょう。 では、マンションの寿命はどれくらいで、その寿命を延ばすた…
- 土地活用一筋の50年生和コーポレーション
- 無料冊子をもらう
- 5分で分かる生和コーポレーション
- 現場見学・相談会
- お電話での資料請求・お問合せは「0120-800-312」