マンションの植栽に適した植木の種類
マンションの植栽に適した植木は、そのマンションの規模、日照、外壁の色、立地によって異なります。
また目的に沿った植木を選ばないと、安全面の低下や隣家とのトラブルになってしまいます。
住民が心地よく暮らせるためにもマンションの植栽に適した植木の知識を持つことはとても重要なのです。
この記事の目次
木陰を作ったり、目隠しをしたりと植木は色々な用途に使えます
ファミリータイプマンションでは家族が集えるベンチの横に木陰作りの植木があると快適ですよね。
冬は落葉して陽が入る落葉樹が良いですよ。
例えばヤマボウシ、カツラがオススメ。
1階の玄関が通り道に面していて目隠しをしたいときは常緑の植木で枝葉が密生するタイプが安心です。
ソヨゴ、シマトネリコなどが良いですね。
エントランス付近にシンボルツリーとして植栽したいときは季節ごとに変化をするものや、美しい花を咲かせるものだと毎日見て楽しむことができます。
ハナミズキ、エゴノキ、サルスベリ、ツバキなどが喜ばれます。
葉や花の色でマンションのイメージを良くすることが出来ます
白い外壁にエレガンテシマのような明るい黄緑色を植えると爽やかな洋風のイメージになります。
逆に濃い灰色の外壁にカラーリーフを置くとシックで個性的になります。
和な感じを出したいときはナンテンなどいかがでしょうか。
初夏に白い花を咲かせ、初冬には赤い実をつけ、無機質な外壁のアクセントになります。
暑さ寒さに弱い木、落葉樹、トゲのある木はトラブルになりやすいので気をつけて
植木が弱ってくると害虫がつきやすくなります。
虫が沢山ついている木は誰だって嫌ですよね。
それに病気にかかっている木は景観をそこねてマンションのイメージが悪くなりますし、季節が変化するたびにメンテナンスが必要だと、経費もかさんでしまいます。
同じく落葉樹も掃除の経費がかかりますし、お隣の敷地に葉が落ちるとトラブルのもとになります。
植える場所や本数を良く考えてから落葉樹を植木しましょう。
またトゲをもつ木は子供やペットのいらっしゃるマンションだと大変危険なので止めましょう。
上記のように細々とした配慮が必要な植栽。
予算やマンションのイメージや植木の目的が決まったら、必ず現地に足を運んでくれる植栽業者を選びましょう。